課外のあらいぐま

被災した写真を洗浄・データ化する活動をしています。
持ち主の方が見つかっていない写真が今でも数多くあります。1日でも早く持ち主の方へお返しできるよう活動しています。

[2016/12/25更新]

■今後の開催予定  会場案内
現在公募中の活動はありません
お預かりした全ての写真・データの返却が済みました。作業的な活動は休止します。写真洗浄、データ化の依頼があれば再び動きます。返却活動をサポートする活動はこれまで通り続けます。また被災した写真のことでお困りのことがあればご相談ください。

■エントリー方法 (詳細はトップ記事「今後の開催予定」をご覧ください)
 初めての方はメールにて
 2回目以降の方はエントリーフォーム「決め太郎」よりご応募ください
 ※現在は募集しておりません。

■連絡先
kagaiguma★gmail.com (★→@に変換)

1/25(アルバム返却 武蔵野市民社協ボランティアセンター分室
2/1(月)データ返却

いよいよ1回目の返却です。4名の方にご参加いただき発送作業をしました。
準備は週末にほぼ出来ていました。検品と梱包を済ませたら発送です。午前中の内に宅配便の集荷をお願いしました。
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A4サイズの中判の写真です。集合写真が多くあります。梱包した箱にはラベルを付けて内容を記すことにしました。
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B4以上の大判写真です。全ての袋に折れ曲がり防止用の厚紙を入れました。
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フエルアルバム最後のチェックです。アルバム返却後は再スキャンができません。メモなどが全てあるかどうかしっかり確認しました。
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代表写真と手掛かり情報はたすき掛けにしました。
ひとつひとつを厚めの袋に入れて梱包します。
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14時過ぎに宅配便の集荷が来ました。1回目のアルバム返却になります。

見通しすら立たない状態から進めてきてやっとこの日になりました。ひとまず良かったです。しかし、それはこちらの手を離れたというだけで、持ち主の方に返ったわけではありません。ぬか喜びはできません。これから先の本当の返却を祈るばかりです。いつか確実にお手元に戻る日が来ると信じています。

そしてデータです。データの返却をもって任務完了です。アルバム化はかなり前に終わっていましたが、データ修正の可能性があったので、ずっと原本の返却ができずにおりました。非常にもどかしい思いで数ヶ月間を過ごしましたが、ようやく共に返却することが可能になりこの日を向かえました。

データは諸々微調整をした後、1週間後の2月1日にサーバーを通してお送りいたしました。
5箱分のスキャンデータと手掛かり情報を集約したデータベースになります。
最初の目標はクリアしました。よかったです。
次へ進みます。
(K1) 

1/22()23(
武蔵野市民社協ボランティアセンター分室


1月後半の分室作業です。
1回目の返却に向けて準備を進めます。
1月22日 6名、23日 2名の方にそれぞれご参加いただきました。
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最初の返却で予定していたものは、大判写真とフエルアルバムです。
発送前の最終チェックを行いました。
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リストと照らし合わせ箱の中身をチェックします。
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A4に入る中判サイズの写真は早々にチェックが済みました。それぞれに折れ曲がりを防ぐ厚紙が入れてあります。額などで凹凸ができたところには緩衝材を入れて安定させました。
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大判写真は最後のデータ確認です。返却した後に再スキャンをすることはできませんので慎重に確認を行いました。
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フエルアルバムの代表写真はたすき掛けにしました。レコードジャケットのような要領です。見やすく、アルバムを痛めず、かつ紛失も防げるのではないかと思います。うまくいきました。
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フエルアルバムを入れる袋をずっと探しておりました。通常のポリ袋では強度が足りず破けてしまいます。業務用のものはサイズが大き過ぎました。パッケージプラザという専門店へ行ったところ、丁度良いサイズ・丁度良い強度の袋がありました。漬け物用の袋です。とても丈夫で重みのあるアルバムでも破けないと思います。フエルアルバムの収納はこの袋を使うことに決めました。
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2回目以降の返却準備も進めていました。次の返却はポケットアルバムになります。膨大な数があり、まとめには時間が掛かっておりました。2月〜3月にかけて段階的に返却することになります。
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修正で多く発生していたのは代表写真の変更とそれに伴うアルバムの並び変えです。そしてチェックをしながら同じ持ち主の方のアルバムを探していました。

返却の準備はほぼできました。週明けにはアルバムを返却することになります。やっとことでここまで辿り着きました。次の作業が控えていたので安堵感を感じることはあまりできませんでしたが、ここまで来れたことは本当に良かったと思っています。ご協力いただいた方々の努力あってのことでした。
引き続き作業を進めます。
(K1)

1/8()9(16(20(水)
武蔵野市民社協ボランティアセンター分室


1月に入りました。分室の作業が続きます。
分室での作業は3ヶ月目に入りました。この頃は数日に1回のペースで分室へ通う日々が続いていました。朝一に社協さん本部へ伺い、そこから分室に向かいます。
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武蔵野市民社協さん本部です。
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ここが分室になります。正式には「武蔵野市民社会福祉協議会ボランティアセンター武蔵野分室」という名前です。市民福祉活動の場として社協さんが管理しています。

分室は本部から1キロ近く離れた場所にある一軒家です。9時頃に本部へ行き、9時半から作業開始というかたちで毎回やっていました。夕方は戸締まりのこともあるので必ず社協さんが立ち会います。寒い日も雨の日も毎回分室まで来ていただき終了を見届けていただきました。

武蔵野市民社協さんの名称は武蔵野「市」ではなく「市民」となっています。そこには「市民が主役の社会福祉協議会」という意味があるそうで、常に市民の視点に立った細やかな地域サポートをされていました。
あらいぐま作戦の活動は広域に参加を募っており、どちらかというと市民の以外の方が多いのですが、その点が問題にならないかとお聞きしたことがあります。社協さんの見解は市内で活動があるかぎり市民の活動で、変わりなくサポートをいただけるとのことでした。本当にありがたいことでした。
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館内にはボランティア募集のチラシを置かせていただいておりました。僕ら以外にも様々な活動が紹介されています。
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最初の写真返却は1月中に開始する予定で進めていました。1回目の返却写真はほぼ準備ができており、中心に進めていたことは2回目以降のポケットアルバムのまとめ作業です。
参加者は1月8日 2名、9日 2名、16日 3名、20日 4名です。情報・データ・アルバム修正と細かいことばかりですが、疎かにはできない作業が多かったです。
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アルバムはひと通りできていました。同じ持ち主の方のアルバムが複数ありましたので、その関連付けとアルバムの再編を主に行っておりました。
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確実に同じ持ち主の方とわかる場合はアルバムを合体します。数枚単位の写真では多く発生しました。
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同じ持ち主の方である「可能性が高い」の場合は、合体はせず関連付けで示す場合がほとんどです。近接する管理番号では多くありました。写真がたくさんあるアルバムは基本的に合体はしません。一部だけということも考えられるので「関連付け」として結びつけます。
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クローゼットに保管しているアルバムの大半は2回目以降に返却するものです。最初の返却は大判写真とフエルアルバムの予定でした。
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手掛かり情報の確認を進めます。「関連アルバム」の場合は幾つかのアルバムを総合して入力する場合があります。1冊目・2冊目・3冊目では判らなかったお名前が、4冊目で初めて判るというようなことが度々ありました。
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写真の並びがシーン別になっていない時は並びを変えます。複数の拾得写真が混じっている可能性も考えられました。シーンによって持ち主の方が違うということもあり得たので、なるべく中身の整合性を合わせることに努めました。
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2回目以降の返却は少々まとめに時間が掛かりそうでした。それでも2月中にはなんとか返却したいと考えていました。
1回目の返却はもうすぐです。週末に最後のまとめをして、週明けには発送することになります。
(K1) 

12/27(日)
中央コミュニティーセンター


年内最後の活動日でした。
中央コミセンにて10名の方にご参加いただきました。
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一年の締めくくりでもありましたので、午前中は作業中心、午後からは大掃除をする予定でした。
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前日スキャニングしたアルバムの再洗浄を行いました。ラミネートパウチのアルバムで、中に入った水により内側がかなり浸食していました。
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今後の劣化進行も予測できましたので、腐食した紙の部分は可能な限り取り除くことにしました。ピンセットで少しずつ紙のかけらを取り除いていきます。一通り取り除いた後はエタノールを吹きカビの活性を押さえる処置をしました(参照:カビの対策と除去)。
劣化はありましたが写真像はしっかり残っています。データ上でできるかぎりの処置をした上で複製アルバムを作ります。
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「データ洗浄」のための前処置をしていただきました。時間が掛かる作業になりそうでしたので、データ作業は他のアルバムを一通り返却した後で行う予定です。
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アルバムのチェックを続けます。
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ハードディスクには最終段階のデータが入っています。9割以上は完成している状態でした。問題がある場合はすぐに再スキャンをして修正します。
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午後からは大掃除です。これまで使用してきた備品を一通り綺麗にしました。
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この頃はほとんど出番がなくなりましたが洗い桶なども洗浄しました。いつかまた使うこともあるかもしれません。写真洗浄が行われている活動場へお送りすることもあります(12月前半には常総市の作業のためにお送りしました)。
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主に洗浄段階で使用した備品を綺麗にしました。かなり汚れていましたのでよかったです。すっきりしました。いつか使うときのために大切に保管します。必要な場合はすぐに紐解く予定です。また洗浄活動で使いたいという要望がありましたらご連絡ください。必要な「写真洗浄セット」をすぐにお送りします。
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大掃除終了後はいつもより少し早めに切り上げ、一年の納会を行いました。
浜千鳥酒造さん「大吟醸」「虎舞」とともに一年を締めくくり、返却実現を祈願しました。
皆さん一年間お疲れさまでした。
返却が実現できるように残る作業を続けます。
(K1)

12/18()19(21(月)26(
武蔵野市民社協ボランティアセンター分室


12月後半の分室です。
確認・修正作業を続けます。18日〜21日までは4日連続の作業日でした。20日がコミセンで、それ以外は分室です。ポケットアルバムの最終確認を進めていました。
18日 2名、19日 5名、21日 2名、26日 3名の方にご参加いただいています。
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2階の3部屋を使い、完成アルバムの総合チェックを進めます。
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アルバムとデータの最終確認です。10月以降に完成したアルバムが中心です。
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前半のアルバムは代表写真の変更がかなりありました。代表写真を変更するとともにアルバムの並びもそれに合わせ整えました。
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完成した写真を返却袋へ入れていきます。
写真単体を入れる場合は必ず厚紙を入れます。
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手掛かり情報の記入です。ずっと続けておりました。
アルバム表紙のインデックスに記入し、返却の際はこちらの情報と代表写真が決め手となります。
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リストに手掛かり情報を記入していきました。関連アルバムがあればそれぞれに番号を記載し、相互参照できるように紐付けます。持ち主の方が同じである可能性が高いアルバム同士です。1冊アルバムが見つかると、他のアルバムも同時に見つかることがあります。
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松浦さんが記録していた作業進行帳、通称「キティノート」と呼ばれていたものです。この1冊にアルバムとデータに関する詳細が記されています。現場ではすべての進行がこのノートをベースに進んでいたと言っても過言ではなかったと思います。課題のほとんどが記されていました。ノートを基にアルバム毎の確認事項を1つ1つクリアしていきます。
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後半の活動ではプリント写真を追加する作業など行っていました。
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大判アルバムの再スキャンです。カビによる浸食が大きいアルバムで、後にデータ補正を行う予定でした。現状では長期保管には耐えられないのではないかと思われましたので、データ上でできるだけ綺麗な状態にし複製アルバムを作ります。
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ペットボトルのダンボールがポケットアルバムの収納に丁度よいものでした。横幅がジャストサイズで、縦には少し余裕があります。ポケットアルバムの返却にはこの箱を使用することにしました。

年内の作業日はあと1日でした。着実に進み先が見える状態になりましたが、なかなか完了には辿り着きません。当初「年内を目処に」と言っていた分室での作業は1月以降も続けることになり、社協さんには申し訳ないかぎりでした。寛大にサポートしていただいたことには本当に感謝しております。
しかし、いよいよというところまでは来ました。
1月には必ず返却を開始する予定でした。
残る作業を続けます。
(K1)

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