※報告が遅れてしまいましたが、昨年8月と11月に陸前高田思い出の品様へ返却した際のことをお伝えいたします。
8/2(土)社協分室 調整開催
社協分室を借りて、4名で静かに活動しました。
8/7七夕の陸前高田へ行くはるか君へお預かりしていた写真を託すべく、この日は陸前高田の写真に絞って最終仕上げ作業。洗浄後の写真をアルバムへ収納し、代表写真を貼り、CD-ROMをつけました。
アルバムのポケット上にファイル名を書いたタックシールを貼っています。
お預かりした全ての返却とはいきませんでしたが、完成したアルバムのいくつかを七夕の際にお持ちすることができました。
結果的にK1さんも七夕行けたので、その報告は下記で。
(松浦)
8/7(木)陸前高田訪問・七夕と写真返却
8/7は陸前高田のうごく七夕祭り、けんか七夕祭りの日です。
この日に合わせ、いくつかのアルバムを返却することができました。氏名が判明した持ち主の方へ返却できそうなアルバムもいくつかありました。
また現像の際に付いてくる「インデックスプリント」がいくつかあり、しっかり写っているものはL版に拡大プリントしてお返ししました。多少画質が粗くなりますが、小さなサムネイルよりも見やすく返却できる可能性も上がるのではないかと思います。
アルバムとしては少量でしたが、しっかりと返却ができたと思います。
課外のあらいぐまからはるか君と彼の友人、そして海辺のあらいぐま代表の方がいらして、写真返却後に彼らと共に七夕祭りに行くことになりました。
陸前高田市には現在2つの七夕祭りがあります。
高田町の「うごく七夕祭り」と、気仙町の「けんか七夕祭り」です。
双方とも地域にとって特別な位置づけにあるお祭りです。僕自身は震災を通じ出会うことになったのですが、初めてこの場に居合わせて以来惹きつけられてしまい、気がつけば3年連続の訪問になっていました。
下の写真は高田町うごく七夕祭りで駅前商店街のアーケードがあった大通りです。かさ上げ工事前最後の七夕でもあり、この日はとても印象深いものがありました。祭組の方々からもからも格別の気迫を感じました。遠くには土を運ぶベルトコンベアが見えます。現在はかさ上げ工事が始まり、この場所は土盛りがされました。
高田町うごく七夕祭りは山車の華麗さを披露し、町内を凱旋してまわるお祭りです。
山車には「あざふ」と言われる紙折りの飾りが施され、各祭組独自のぼんぼりを掲げています。
太鼓と笛によるお囃子と綱を引く方々のかけ声で沿道を盛り上げ、町内を巡ります。
飾りとお囃子はそれぞれ祭組ごとに受け継がれてきたものだそうです。
今を彷彿させる出で立ちであった昔の写真を見たときは感動いたしました。
山車は駅前ロータリーを一周して通りを引き返し、それぞれの町内へ帰ってゆきます。すれ違う際には、互いに威勢を張り太鼓の打ち合いになります。夜の部は明かりが灯りひときわ優麗に映えます。一斉に駅前通りに集結したときは壮観でした。沿道で見ている方々からも熱い念を感じます。
川を挟んだ対岸は気仙町けんか七夕です。
気仙町けんか七夕は2台の山車を正面からぶつけ合う、文字通りのけんかの祭りです。
優麗なうごく七夕とは雰囲気が異なります。山車と意地のぶつかり合い。男気あふれる熱い祭りです。
震災前は「鉄砲町・上八日町・下八日町・荒町」と地域ごと4台の山車がありました。震災で3台の山車が流出し、その後1台が再建され現在は「今泉組」と「気仙組」の2台の山車でけんかが行われます。
気仙町もかさ上げが予定されており、工事前最後の開催ともあり、記憶に残る熱いけんか七夕だったと思います。昼の部ではけんか後に突然の雷雨が訪れ、まるで演出であったかのような雷鳴が轟きました。雨からすばやく山車を守る祭組の方たちがとてもかっこよかったです。
マイクを握る会長からは「手の豆を土産に持ち帰ってください」と言われます。
見るだけでなく綱を引き、この手で祭りの実感を感じました。完全に声が枯れダミ声になってしまいましたけれど。
最後の太鼓が終わるまで、感慨深い素晴らしいけんか七夕だったと思います。
七夕祭りは先祖の御霊を弔うお祭りです。
次回開催の際もこの場へ訪れたいと思っています。
(K1)
11/11(火)陸前高田写真返却
11月には夏以降に作成したアルバムを返却いたしました。
11/9の活動で完成したアルバムをデータと共に再チェックし、翌々日陸前高田へ発送することになりました。
枚数の多いアルバムが数件あり、何冊にも渡るアルバムになりました。
持ち主様の名称が判明していたもので、その後担当の方より無事返却できたとの報を受けました。
返却写真とともに、課外で使用していたノートパソコンを幾台か陸前高田思い出の品さまへお送りしました。出張返却会などに使用するそうです。
思い出の品さまでは仮設住宅や集会所で定期的に出張返却会を開催しており、最近ではショッピングセンターでの開催や大船渡市と連携での開催もありました。
スケジュールについては、
Facebook(https://www.facebook.com/takata.omoide)や
電話(0192-47-4848)にてご確認ください。
・・・・・
陸前高田に関するいくつかのリンクをご紹介したいと思いますので、以下参考にしてください。
だいぶ増えました。
(K1)
8/2(土)社協分室 調整開催
社協分室を借りて、4名で静かに活動しました。
8/7七夕の陸前高田へ行くはるか君へお預かりしていた写真を託すべく、この日は陸前高田の写真に絞って最終仕上げ作業。洗浄後の写真をアルバムへ収納し、代表写真を貼り、CD-ROMをつけました。
アルバムのポケット上にファイル名を書いたタックシールを貼っています。
お預かりした全ての返却とはいきませんでしたが、完成したアルバムのいくつかを七夕の際にお持ちすることができました。
結果的にK1さんも七夕行けたので、その報告は下記で。
(松浦)
8/7(木)陸前高田訪問・七夕と写真返却
8/7は陸前高田のうごく七夕祭り、けんか七夕祭りの日です。
この日に合わせ、いくつかのアルバムを返却することができました。氏名が判明した持ち主の方へ返却できそうなアルバムもいくつかありました。
また現像の際に付いてくる「インデックスプリント」がいくつかあり、しっかり写っているものはL版に拡大プリントしてお返ししました。多少画質が粗くなりますが、小さなサムネイルよりも見やすく返却できる可能性も上がるのではないかと思います。
アルバムとしては少量でしたが、しっかりと返却ができたと思います。
課外のあらいぐまからはるか君と彼の友人、そして海辺のあらいぐま代表の方がいらして、写真返却後に彼らと共に七夕祭りに行くことになりました。
陸前高田市には現在2つの七夕祭りがあります。
高田町の「うごく七夕祭り」と、気仙町の「けんか七夕祭り」です。
双方とも地域にとって特別な位置づけにあるお祭りです。僕自身は震災を通じ出会うことになったのですが、初めてこの場に居合わせて以来惹きつけられてしまい、気がつけば3年連続の訪問になっていました。
下の写真は高田町うごく七夕祭りで駅前商店街のアーケードがあった大通りです。かさ上げ工事前最後の七夕でもあり、この日はとても印象深いものがありました。祭組の方々からもからも格別の気迫を感じました。遠くには土を運ぶベルトコンベアが見えます。現在はかさ上げ工事が始まり、この場所は土盛りがされました。
高田町うごく七夕祭りは山車の華麗さを披露し、町内を凱旋してまわるお祭りです。
山車には「あざふ」と言われる紙折りの飾りが施され、各祭組独自のぼんぼりを掲げています。
太鼓と笛によるお囃子と綱を引く方々のかけ声で沿道を盛り上げ、町内を巡ります。
飾りとお囃子はそれぞれ祭組ごとに受け継がれてきたものだそうです。
今を彷彿させる出で立ちであった昔の写真を見たときは感動いたしました。
山車は駅前ロータリーを一周して通りを引き返し、それぞれの町内へ帰ってゆきます。すれ違う際には、互いに威勢を張り太鼓の打ち合いになります。夜の部は明かりが灯りひときわ優麗に映えます。一斉に駅前通りに集結したときは壮観でした。沿道で見ている方々からも熱い念を感じます。
川を挟んだ対岸は気仙町けんか七夕です。
気仙町けんか七夕は2台の山車を正面からぶつけ合う、文字通りのけんかの祭りです。
優麗なうごく七夕とは雰囲気が異なります。山車と意地のぶつかり合い。男気あふれる熱い祭りです。
震災前は「鉄砲町・上八日町・下八日町・荒町」と地域ごと4台の山車がありました。震災で3台の山車が流出し、その後1台が再建され現在は「今泉組」と「気仙組」の2台の山車でけんかが行われます。
気仙町もかさ上げが予定されており、工事前最後の開催ともあり、記憶に残る熱いけんか七夕だったと思います。昼の部ではけんか後に突然の雷雨が訪れ、まるで演出であったかのような雷鳴が轟きました。雨からすばやく山車を守る祭組の方たちがとてもかっこよかったです。
マイクを握る会長からは「手の豆を土産に持ち帰ってください」と言われます。
見るだけでなく綱を引き、この手で祭りの実感を感じました。完全に声が枯れダミ声になってしまいましたけれど。
最後の太鼓が終わるまで、感慨深い素晴らしいけんか七夕だったと思います。
七夕祭りは先祖の御霊を弔うお祭りです。
次回開催の際もこの場へ訪れたいと思っています。
(K1)
11/11(火)陸前高田写真返却
11月には夏以降に作成したアルバムを返却いたしました。
11/9の活動で完成したアルバムをデータと共に再チェックし、翌々日陸前高田へ発送することになりました。
枚数の多いアルバムが数件あり、何冊にも渡るアルバムになりました。
持ち主様の名称が判明していたもので、その後担当の方より無事返却できたとの報を受けました。
返却写真とともに、課外で使用していたノートパソコンを幾台か陸前高田思い出の品さまへお送りしました。出張返却会などに使用するそうです。
思い出の品さまでは仮設住宅や集会所で定期的に出張返却会を開催しており、最近ではショッピングセンターでの開催や大船渡市と連携での開催もありました。
スケジュールについては、
Facebook(https://www.facebook.com/takata.omoide)や
電話(0192-47-4848)にてご確認ください。
・・・・・
陸前高田に関するいくつかのリンクをご紹介したいと思いますので、以下参考にしてください。
ガイド
陸前高田に関することの多くが照会されています。
●陸前高田復幸マップ(SAVE TAKATA)
陸前高田のお店マップです。仮設店舗で営業をするお店の多くが載っています。
これまでの冊子版に継ぎWeb版とiOS版もリリースされました。
これまでの冊子版に継ぎWeb版とiOS版もリリースされました。
実際に歩きながら利用できるところがとても便利です。
●たかたび
岩手大学の有志のみなさん「岩大E_code」さん編集によるガイドブックです。
よく取材をされた素晴らしい高田ガイドだと思います。
陸前高田を応援するフリーマガジン『いいことマップ』の発行もされています。
ボランティア
漁業支援・捜索活動など。陸前高田市内でのボランティアを検討している方はお問い合わせください。
気仙町にあったセンターは最近米崎町へ移転しました。
気仙町にあったセンターは最近米崎町へ移転しました。
宿泊
●陸前高田市観光物産協会(宿泊) だいぶ増えました。
仮設商店街
産直・物産
●
市内には地元で採れた野菜や海産物が買える産直ショップがいくつもあります。
大手スーパーもありますが、産直ならではの新鮮な食材が買えることは大きな魅力です。
また東京には東銀座に岩手のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」があり、様々な物産を
購入することができます。不定期で下北沢などでも物産市が行われています。
伝え切れないほど魅力がありますが、さらには足を運んでいただければと思います。いわて銀河プラザ(東京・銀座アンテナショップ)
市内には地元で採れた野菜や海産物が買える産直ショップがいくつもあります。
大手スーパーもありますが、産直ならではの新鮮な食材が買えることは大きな魅力です。
また東京には東銀座に岩手のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」があり、様々な物産を
購入することができます。不定期で下北沢などでも物産市が行われています。
(K1)
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