8/16(日) ROCKCORPS 第2回目
午前の部
ROCKCORPS 2015年2回目です。
告知のタイミングが遅れてしまったこともあり、定員割れでこの日を向かえました。実質10日間の募集期間でしたが、それでも応募してくださった方はしっかりいらっしゃいました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございます。助かりました。
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かなりの定員割れがある状態でしたが、それでも予定していた作業はたくさんあったので、これまでよりスタッフの参加を多めにしてこの日を向かえることにしました。スタッフはこれまでのように班をまとめるだけでなく自らも作業する。純粋なROCKCOPS参加者さんと、課外のリピーターさんでなんとか乗り切ろう! ということで、臨む心はいつも以上に前に出ていたかもしれません。

そしてまた運営サポートしていただいたイベント会社の方々にもいつも以上ににお世話になっていました。募集期間が少なかったことを非常に気遣ってくださり、開催前より頻繁に状況報告を頂きました。それによりスタッフの数を調整したり、作業手順を変えたり、事前に備えることができました。「人手が足りなかったら言ってください。僕らも手伝います!」とまで言っていただき、本当に嬉しかったです。
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ともあれ午前の部、スタートです。ROCKCORPS参加7名、課外参加15名、トータル22名で作業開始しました。
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ご参加された方に参加したいきさつなどを聞いてみます。
2011年当時の「りす会あらいぐま作戦」に参加された方もいらっしゃいました。「あじと」の話はちょっと懐かしかったです。「あれからなんだかんだまだ続いているんです」と答えた気がします。時の流れを感じました。この作業は早く終わらせなければいけません。それでもこれだけ未返却のまま残っている写真があるということもまたご理解いただけたのではないかと思います。
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先週のコミセンで整理した1枚単位の写真です。仮収納の網袋から出し、OPP袋に入れます。実際の返却に使われる「釜石管理票」を入れていただきました。
OPPに収納するとコンパクトです。写真と番号表の対を間違えないように、1枚1枚確認して入れてゆきます。1枚単位の写真はこの状態で管理されることになります。2枚以上の写真はすべてアルバム扱いとなり、ポケットアルバムや厚紙にまとめ整理します。
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写真は後に相互照合を行い再編します。
1枚単位の写真は本当に「1枚きりのもの」と「アルバムから外れてバラバラになったもの」双方があります。流出したときに壊れてしまったアルバムはたくさんあります。また束で保管されていた写真が分散してしまったケースもあります。そうした写真は再編して可能な限り元通りのアルバムにしてゆきます。
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黒Tシャツはスタッフとして参加した皆さんです。
日頃コミセンに参加している方たちで、多くの方が呼びかけに応じてくれました。
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スキャニングはすべて課外スタッフで行いました。6/14のROCKCORPSで行ったスキャンの続きです。再スキャンが多かったので、ノイズチェックを入念に行いながらスキャンしました。
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スキャニングの進みは早かったです。集中して進めることができました。
昼食を挟んで午後の部になります。


午後の部

午前の続きに加えて、午後から予定していた作業もありました。午後の参加者さんは少し多くなり、ROCKCORPS参加11名、課外参加15名、トータル26名で作業を始めました。
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ROCKCORPSより参加された方の班は2班です。1班目は午前と同じく1枚写真の整理をしました。
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午後からご参加された方の中にも見たことある方が・・
コミセンに参加したことがあり、かつ岩手に行ったときにも度々お会いしていました。意外なところでまたお会いできて嬉しかったです。ROCKCORPSに参加される方は、初めてボランティア活動をする方もいますし、日頃からいろいろやっていて改めて参加したという方もいらっしゃいます。
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OPP袋に入れる写真は「表=管理表/裏=写真」で背中合わせで収納します。
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課外スタッフもこの日は実動部隊です。照合確認、アルバム作成、補修、スキャニング。いろいろやりました。
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写真の再点検をしています。裏面にインクの滲みが残るケースが度々あります。インクの汚れはエタノールを使うと綺麗に落とせます。
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ベテランのKさんには、写真の点検と補修をずっとお願いしていました。写真の状態を見ていただき、すぐアルバムを作れるかどうか、再洗浄が必要かどうかなどを判断していただきました。写真の状態を見て仕分けをする作業はとても重要で、結果に直結するものとなります。主にKさんと松浦、私で作業前に行っていました。
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スキャンチームは前回のROCKCORPSでやっていたスキャンの続きです。進め方については前週から打ち合わせをし、かなり計画的に進めていました。
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この日は陸前高田市の写真も扱いました。
ずっと進めていたデータ復元プロジェクト『デジぐま』で蘇った写真です。

2年半前より洗浄前写真のデータをお預かりし、1枚1枚を切り出す作業を行ってきました。データは2011年当時にカメラで撮られたもので膨大な数があります。何度か返却を行ってきましたが、この度ようやく全ての切り出し作業が終わり最後の返却に漕ぎつけることができました。これまでの経緯については過去記事をご参照いただければと思います(2014/12 2014/6 2014/1 2013/10)。

震災後、救出された写真のほとんどは濡れていました。濡れている写真はそのままですとバクテリアの増殖が止まりません。当初の被災写真は膨大な数があり、毎日が腐食進行との闘いでした。
写真のほとんどは洗浄に入る前に撮影されたもので、泥の付着がありますが、ある程度の像が残っています。現在では既に像が失われてしまっている写真も多く含まれます。データのまま埋もれてしまえば永遠に持ち主の方に返らない写真になってしまいます。誰もやらなければそのままです。時間が掛かってもこの切り出しは完了させ、1枚1枚を返却できるようにする必要がありました。

それがデジぐまプロジェクトの主な目的で、2013年より続いていました。写真の歪みもあり作業は容易ではありません。予想通り時間が掛かりましたが、ここへ来てようやく全てを完遂することができ、最後のプリントを出力しました。地道に切り出しをしていただいた方々の努力の成果と思います。
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『デジぐま』プロジェクトはそのような目的でずっと進められていました。この日は皆さんにプリントした写真を整理する作業をしていただきました。写真の裏側にナンバーが記載されています。それをアルバム別に分ける作業をしました。
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アルバムも仕上がりました。数人でずっと作り続けていました。
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整理していただいた1枚写真です。
アマゾンさんより引き継ぎました。ROCKCORPSで整理され、その後課外のコミセン活動で集約されます。多くの方々の手により作業が引き継がれてゆきます。
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ROCKCORPS最終日は無事終わりました。いろいろな作業をやり密度が濃かったです。
この年のセレブレーションは、9/5に福島県内で行われ、中島美嘉さん/PUFFYさん/HOME MADE 家族さん/Will I amさんが出演しました。http://rockcorps.yahoo.co.jp/2015/news/blog/21.html

この日1日を支えてくださった皆さん、運営協力していただいたイベントスタッフの皆さん、ありがとうございました。
次週からはまたコミセンに戻ります。
(K1)