9/27(日)
御殿山コミュニティーセンター
4日連続のシルバーウイークから1週間経っていませんが、すぐにまた活動日でした。
いち早く返却することを目標に、この頃は集中的に作業していました。参加していただいた皆さんが素晴らしかったと思います。
常に意識にあったことは、お待たせしている方々がいるということです。
予定では年内より返却を始め、年度変わりまでに終わらせたいとこの頃は思っていました(実際は若干後押ししたのですが)。実際の返却に繋げるためには「返却体制を築けるようにする」ということが重要で、データとアルバムをセットで納品する必要があります。最後の照合確認は疎かにできませんでした。
この日はリピーターさん12名の方ににご参加いただきました。引き続き確認と修正が主な作業になります。
アルバムとデータを照合し整合性を確認します。問題がある場合は付箋を挟み修正することになります。
修正が発生したアルバムです。内容ごとに箱に入れて修正を待ちます。
「再プリント」はデータの方が状態がよいというものに関してです。1枚でもあればプリントします。像が落ちているものは必須です。補正したもの、写真の状態があまりよくないものもプリントします。フィルムと台紙で像が分かれてしまっている写真は、保管している内に互いがズレてしまうので、プリントを付ける意義が高かったと思います。「再プリント」対象は後日まとめてプリントすることになります。
「アルバム直し」はテープがうまく貼られていないアルバムなどです。その日のうちにすぐ修正します。
アルバムを直しを進めます。破損がある写真、小さなサイズの写真は一旦OPP袋に入れていました。この辺は見落としがちだったところです。少しでも不安がある写真はOPP袋で保護しました。
修正が終わったアルバムです。私と松浦でもう一度確認し問題がなければ完成です。
データの方に問題がある場合は再スキャンをします。初期にスキャンしたものはアルバムごと再スキャンという場合も結構ありました。データノイズ、汚れ、色のくすみなど、良好でないデータはもう一度スキャンします。
関東・東北で起きた豪雨災害に際し、岩手・神奈川の有志の皆さんとチラシを作りました。
『水に濡れた写真の応急処置』
モノクロ版 PDF ▶ https://goo.gl/N7x4ke
カラー版 PDF ▶ https://goo.gl/r0vBhP
配布や掲示にご利用いただければと思います。
当方では独自に3000部を印刷しました。活動に来ていただける参加者さんの中には、現地へボランティアへ行かれるという方もいらっしゃいます(ほぼ毎週に渡り何人もいらっしゃいました)。必要な局面があったらお渡しできるように、渡航する方それぞれに数百部づつをお預けしました。最初の1ヶ月間の内に常総市・鹿沼市のボランティアセンター、地域拠点など、様々な拠点へ届けてくださり、微力ながらも写真保護の必要性をお伝えすることができたと思います。活動チームの方が配ってくださったり、中には泥出し作業中に写真洗浄をされた方もいらっしゃいました。
その後、実家が近かった松浦が常総市へ出向き、社協事務所、市役所へ約1500部のチラシをお渡ししてきました。市では被災写真の状態確認も行い、処置方法についてなどもその際に話合いました。チラシの方は避難所や警察に置いていただけるとのことでした。
常総市へはその後、岩手・神奈川の皆さんが公式にサポートに入り、洗浄方法をお伝えするとともに洗浄に必要な備品なども届けられました。当方からも洗い桶、写真干しなど提供させていただきました。
参照:2015/12/10 茨城新聞さんより
被害の大きかった常総市の写真はいくつかの団体で洗浄されています。
参照:ねこの手さん、フォトサルベージの輪さん、MM思い出返し隊さん
上記3団体さんは現在も水害地区の写真洗浄をされています。ボランティア参加を希望する方がいらっしゃいましたらお問い合わせいただければと思います。当方の活動に参加されていた方も是非!
チラシは幾度か増刷し、渡航されるボランティアさんはその後も各地へ持参してくださいました。最近では熊本、久慈、岩泉などへも届けていただいています。今後も必要な方がいらっしゃいましたらお知らせください。すぐにお送りさせていただきます。大切なお写真を救うことに繋げられましたら本望です。
(K1)
御殿山コミュニティーセンター
4日連続のシルバーウイークから1週間経っていませんが、すぐにまた活動日でした。
いち早く返却することを目標に、この頃は集中的に作業していました。参加していただいた皆さんが素晴らしかったと思います。
常に意識にあったことは、お待たせしている方々がいるということです。
予定では年内より返却を始め、年度変わりまでに終わらせたいとこの頃は思っていました(実際は若干後押ししたのですが)。実際の返却に繋げるためには「返却体制を築けるようにする」ということが重要で、データとアルバムをセットで納品する必要があります。最後の照合確認は疎かにできませんでした。
この日はリピーターさん12名の方ににご参加いただきました。引き続き確認と修正が主な作業になります。
アルバムとデータを照合し整合性を確認します。問題がある場合は付箋を挟み修正することになります。
修正が発生したアルバムです。内容ごとに箱に入れて修正を待ちます。
「再プリント」はデータの方が状態がよいというものに関してです。1枚でもあればプリントします。像が落ちているものは必須です。補正したもの、写真の状態があまりよくないものもプリントします。フィルムと台紙で像が分かれてしまっている写真は、保管している内に互いがズレてしまうので、プリントを付ける意義が高かったと思います。「再プリント」対象は後日まとめてプリントすることになります。
「アルバム直し」はテープがうまく貼られていないアルバムなどです。その日のうちにすぐ修正します。
アルバムを直しを進めます。破損がある写真、小さなサイズの写真は一旦OPP袋に入れていました。この辺は見落としがちだったところです。少しでも不安がある写真はOPP袋で保護しました。
修正が終わったアルバムです。私と松浦でもう一度確認し問題がなければ完成です。
データの方に問題がある場合は再スキャンをします。初期にスキャンしたものはアルバムごと再スキャンという場合も結構ありました。データノイズ、汚れ、色のくすみなど、良好でないデータはもう一度スキャンします。
関東・東北で起きた豪雨災害に際し、岩手・神奈川の有志の皆さんとチラシを作りました。
『水に濡れた写真の応急処置』
モノクロ版 PDF ▶ https://goo.gl/N7x4ke
カラー版 PDF ▶ https://goo.gl/r0vBhP
配布や掲示にご利用いただければと思います。
当方では独自に3000部を印刷しました。活動に来ていただける参加者さんの中には、現地へボランティアへ行かれるという方もいらっしゃいます(ほぼ毎週に渡り何人もいらっしゃいました)。必要な局面があったらお渡しできるように、渡航する方それぞれに数百部づつをお預けしました。最初の1ヶ月間の内に常総市・鹿沼市のボランティアセンター、地域拠点など、様々な拠点へ届けてくださり、微力ながらも写真保護の必要性をお伝えすることができたと思います。活動チームの方が配ってくださったり、中には泥出し作業中に写真洗浄をされた方もいらっしゃいました。
その後、実家が近かった松浦が常総市へ出向き、社協事務所、市役所へ約1500部のチラシをお渡ししてきました。市では被災写真の状態確認も行い、処置方法についてなどもその際に話合いました。チラシの方は避難所や警察に置いていただけるとのことでした。
常総市へはその後、岩手・神奈川の皆さんが公式にサポートに入り、洗浄方法をお伝えするとともに洗浄に必要な備品なども届けられました。当方からも洗い桶、写真干しなど提供させていただきました。
参照:2015/12/10 茨城新聞さんより
被害の大きかった常総市の写真はいくつかの団体で洗浄されています。
参照:ねこの手さん、フォトサルベージの輪さん、MM思い出返し隊さん
上記3団体さんは現在も水害地区の写真洗浄をされています。ボランティア参加を希望する方がいらっしゃいましたらお問い合わせいただければと思います。当方の活動に参加されていた方も是非!
チラシは幾度か増刷し、渡航されるボランティアさんはその後も各地へ持参してくださいました。最近では熊本、久慈、岩泉などへも届けていただいています。今後も必要な方がいらっしゃいましたらお知らせください。すぐにお送りさせていただきます。大切なお写真を救うことに繋げられましたら本望です。
(K1)
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