11/22(日)
中央コミュニティーセンター


日曜日の中央コミセン、3階第1会議室です。
大判写真をまとめます。
ベテランの皆様12名の方にご参加いただきました。
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大判写真は前週までに半分程まとめていました。
データチェックは一通り済んでいます。
この日中に完成の予定です。
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1冊1冊を確認し返却袋へ入れてゆきます。
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サイズはA5サイズ、A4サイズとそれ以上はA3サイズの袋に入れていました。中間サイズがまちまちにありますが、不揃いのまま収納するととても扱いづらいものになってしまいます。全体では概ね3つのサイズ区分に分けていました。
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A4に収めるものは六切りサイズと、それに近い変形サイズの写真が大半です。学校の集合写真などに多いサイズで、A4の袋には必然的に集合写真が多くまとまります。
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B4以上のサイズは成人式・結婚式・七五三の写真などが多く、写真館の記念アルバムが中心でした。中には台紙のない1枚きりの写真もあります。製本アルバムの間に単独写真が挟まるようなこともあり、折れ曲がりがとても心配でした。このサイズの台紙は厚紙2枚を貼り合わせて、とりわけ頑丈にすることにしました。
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通常のアルバム作りも進めます。概ね引き継ぎでお預かりした分です。他のアルバムとの照合もあるので、返却は2回目以降になります。
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中判写真(2L/KGサイズなど)はポケットアルバムと同じサイズ(A5サイズ)でまとめていました。単独1〜2枚の場合もやはり折れ曲がりが心配でしたので、しっかりとした厚紙に添付します。
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ポケットアルバムの作成も進めます。表紙には代表写真と管理票(情報インデックス)を添付します。
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管理票はアルバム毎に添付していました。記す内容はデータベースとリンクしているものです。あらゆる可能性を想定し、パソコンから見ても実物を見ても写真を捜せるようにまとめていました。パソコン閲覧だけの小さな返却会から、アルバムを持ち出して行う大掛かりな返却会まで対応することができると思います。
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管理票には返却に繋がる手掛かり情報を記します。お名前・学校・会社名・お店の名前などです。地域に関しては拾得された段階から引き続く情報を保持しています。さらに詳細な地域名はそれぞれ管理票に記します。
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手掛かり情報の作業は頻繁にネット検索を利用していました。学校名や施設名で確証が得られない場合は必ず確認を取ります。間違った情報を記すことはできません。逆にあとちょっとで判るというところを放置することもできません。最後の一押しに検索は本当に役立ちました。
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裏面の台紙糊の下はカビが潜んでいる場合が多くあります。放置するとアルバム全体にカビを広げる原因になってしまいます。可能な限り台紙糊は剥がすようにしていました。
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データの照合確認、フエルアルバムの追加スキャンも行っています。
フエルアルバムは大判写真とともに一番最初に返却するスケジュールになっています。
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いつの間にか秋が深まっていました。
偶然にも後日談として記す本日は、この日の1年後です。終わってみれば早いものです。大震災の余震が5年半後の本日また訪れました。時が経つのが早いのか遅いのかがよく分からなくなってきます。時間の基準は曖昧なものです。

5年半前に流出した写真が今でも未返却のままあるということを、どうか記憶に留めていただけましたらと思います。お手元に還る日が来ることを願っております。
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