課外のあらいぐま

被災写真の洗浄・データ化をしています。東日本大震災で被災した地域の写真救済活動に取り組んできました(陸前高田市・釜石市)。
現在活動を再開し、2018年西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の活動サポートをしています。
写真のことでお困りのことがあればご連絡ください。

カテゴリ: お知らせ

1/18(土)25(土) 
調布市染地地域福祉センター

調布社協さんで地域の方向けの写真洗浄講習会を開催されるとのことで、課外をお休みし、講師として行ってまいりました。地元の方と、いつもいらしているボランティアさんなどが参加されてしました。

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真備洗浄作成の工程表を使って簡単に説明。

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講師といっても、普段リーダーをされている社協職員さんもいらっしゃるので作業フォローをしていただいて助かりました。

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実際に水洗いを体験していただきました。泥水に含まれるバクテリアでインクが分解され滲んでしまっている部分を丁寧に洗っていきます。

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後半はエタノール拭きも体験していただきました。
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社協職員さんにより、まだ切り出しをしていないアルバムを参加者さんに見せながら補足説明いただいたりもしました。

調布の写真洗浄は社協さん主体で、複数の職員さんによって11/2よりスタートしました。台風19号対応の業務の中、地元で被災された方よりお預かりした写真を管理し、日々の活動を推進しています。何度も通われるボランティアさんも増えてきて、職員さん含め皆さん本当に優しい方ばかり。和やかで明るく、写真洗浄を通じて素敵なコミュニティの場にもなっていると感じます。

課外と活動曜日が同じなため、なかなかお伺いできなくなってしまいますが、持ち主の方へお返し完了する日まで陰ながら応援していたいと思います。

(ま)

12/7(土)・12(木) 
調布市染地地域福祉センター

調布市での写真洗浄に久しぶりに行ってまいりました。
昨年の台風19号の被害で濡れてしまった写真をお預かりし、社協さん主体で洗浄されています。

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11/2から始まった活動ですが、水洗いも始まっています。課外のリピーターさんも参加してくれました。1枚1枚丁寧に洗っていきます。
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乾かしている間、次のアルバムの切り出しをしています。ポケットアルバムから写真を剥がしていきます。

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台風から2ヶ月以上経ってもまだまだ写真は濡れているため、この日は朝から乾かし作業でした。アルバムに収納されていないバラバラの写真を1枚1枚広げて置きます。天気がとても良かったためかなり乾きました。フエルアルバムは乾ききれず、次回また開いて乾かすことになります。

武蔵野市のとなりのとなり、調布市での活動を応援していきたいと思います。

(ま)


11/25(月) 
調布市染地地域福祉センター

調布市での写真洗浄に行ってまいりました。
11/2の打合せにお伺いした以来です。

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台風19号から1ヶ月半経っていますが、写真はまだ濡れているためこの日も乾かす作業でした。
課外同様に活動場所は毎回完全撤収のため、乾かしてダンボール入れては、また次の活動でダンボールから出して乾かして、また仕舞って、を何度も繰り返しされています。

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ツイッターでもお知らせしていましたが、NHKラジオ第一「ごごラジ!」今日のソトこえコーナーの中継でした。
全国放送とのことで被災されている方もお聴きになっていると思い、「濡れた写真は諦めずに乾かしてください」ということなどをお話しさせていただきました。
その他にも、写真洗浄工程や各地の状況などなど。

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課外からも2名来てくれました。職員さんにスマホ(課外ブログ)を見せながら備品の説明をしてくれています。

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外でも写真を干しました。
アルバムがびっちり濡れているので、1ページを割いてみてはどうかというアイデアが。試してみると濡れているため簡単に割くことができ、台紙が薄くなるのでより早く乾きます。目から鱗、何年やっても新たな方法が生まれます。

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皆で割いてます。

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バラ写真はネットで干したりしていました。

この日、再会もありました。2011年、福島県浪江町の方の避難所(調布市・味の素スタジアム)でボランティアをしていた関係で知り合った方です。とても懐かしく、写真洗浄のお手伝いをされていて嬉しかったです。

(ま)

11/17(日) 
ボランティアを見て!体験して!楽しめるイベント
ボラカフェ2019@藤村女子中学・高等学校

武蔵野市民社会福祉協議会主催の恒例イベント「ボラカフェ」。
市内で活動するボランティアグループの紹介や体験ができるイベントです。

2016年はポスター掲示でしたが、
ブログ記事2016.5.29
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今年は写真洗浄体験コーナーとして出展してまいりました。

20191117_ボラカフェ1
会場は、吉祥寺駅近くにある藤村女子中学・高等学校の1階エントランス部分。
吉祥寺は飲食店や雑貨店などが多くひしめく商業地で、この日も賑わっており、ボラカフェにも多くの方に立ち寄っていただきました。


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課外のあらいぐまはテーブル2本分のスペースで、真備町洗浄@あらいぐま岡山制作の工程ポスターなどを貼りブースを作りました。

イベントは11時から15時まで。課外のリピーターさんおひとりに手伝ってもらいました。開場時はお客様がいらっしゃるか心配でしたが、最後まで途切れることなく多くの方が立ち寄ってくださり、リピーターさんいなかったらできなかったため大変助かりました。

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こちらは、手袋マスクをして水洗いをしていただいているところです。

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仕上げ拭きも体験していただきました。

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かつて小学生のリピーターさんもいらっしゃいましたが、この日最年少更新!5歳の女の子に仕上げ拭きをしていただきました。手袋がブカブカで可愛かったです。お母様の「えらいねー、綺麗になったね」という声の中、しっかり綺麗に拭いていただきました。大きくなっても覚えていてくれたら嬉しいな。

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この日の備品類を自転車で運ぶにあたり、鳥よけは嵩張って持ちづらいため、前日の課外で参加者さんに作っていただいた牛乳パック写真立てを早速使いました。解体すればぺったんこになり持ち運びコンパクト、写真はしっかり安定して立たせることができ、乾きも早く、良いことづくしでした。

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缶バッジも持っていきました。「可愛い!」と仰ってくださったり、お孫さんのお土産に、と沢山購入いただきありがとうございました。活動費として大切に使わせていただきます。

写真洗浄の体験だけではなく、真備のこと、台風被害のこと、調布のこと、写真は濡れたままだと劣化して像が消えてしまうため乾かすことが大切、等々お時間ある限りお話しさせていただきました。
真備洗浄に参加したことのある武蔵野市民の方にお越しいただいたり、課外のツイートを拡散してくださっていた方にお会いできたり。たった4時間ではありましたが、写真洗浄を多くの方にお伝えできたと思います。イベントにお声がけいただきました武蔵野市民社会福祉協議会様に感謝いたします。

(ま)


会計報告を更新いたしました。下記リンクよりご参照いただければと思います。

課外のあらいぐま会計報告

以前の道具類は九州豪雨等の洗浄団体へ送っていたため、今回ゼロからの準備となり、7月活動再開時より多くのご支援を賜りました。ここに記載されている支援金(募金&グッズ売上)以外にも、活動時には毎回のように道具・文具・消耗品をお持ちいただいたり、また全国の皆様よりAmazonほしい物リストを通じた消耗品のご寄付もありました。

皆様のサポートにより活動運営が成り立っております。心より感謝申し上げます。
まだ活動は続きますため、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(K1・松浦)

20190727_武蔵野分室_1
20190712_amazon支援


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